ファイントゥデイがプレミアムヘアケア市場に本格参入する。近年、「TSUBAKI」の新ラインやリニューアルした「fino」の好調で、改めてヘアケア市場での高い支持率を証明している。存在感際立つ同社のオリジナル新ヘアケアブランドとして送り出すのが、2月7日から本格発売する「+tmr(プラストゥモロー)」である。ドラッグストアなどの販路に一気に広げ、高価格帯のシェア拡大を図る。「本質志向」の意識が強い20代、30代のZ世代のパーソナルユーザーをターゲットに据え、タンパク質成分配合のヘアケア商品で髪の主成分であるタンパク質に着目した„本質ケア”の習慣化を促す。
タンパク質全方位アプローチで本質ケアを習慣化
プラストゥモローは、「スムース シャンプー」、「スムース トリートメント」(各本体470mL、詰め替え400mL)、「オーバーナイト ヘアセラム」(本体80mL)の3商品を展開。「いい髪はタンパク質から、つくられる。」というコンセプトを基に髪の80%以上を構成する〝タンパク質〟に着目して開発された。
ヘアケア市場では、うるおいケアに着目したブランドが多い中で、髪本来のタンパク質が流出したダメージケアに「タンパク質全方位アプローチ」と処方を明確にして生活者に訴求。「頬ずりしたくなる髪」へと導く。また真珠由来のプロテインやアミノ酸を配合し、傷んだ髪の内部に空いた穴をしっかりと補修できるようにした。濃密なテクスチャーでしっかりケアできる使用感にもこだわりを持たせた。
プラストゥモローは、「スムース シャンプー」、「スムース トリートメント」(各本体470mL、詰め替え400mL)、「オーバーナイト ヘアセラム」(本体80mL)の3商品を展開
同ブランド開発に携わったブランド統括本部MKT企画開発部+tmrG杉村美緒アシスタントブランドマネージャー(写真)は、「スキンケア購入層は70%以上が『特定の成分』を意識して購入しています。へアケアでも60%以上の購入層が『成分買い』の意向が強まっていますが、タンパク質処方の商品をケアに取り入れている購入層は4%弱にとどります」と同社調査データから課題感を示し、継続使用によってタンパク質着目成分での本質ケアの習慣化を促すことで購入層の引き上げを図る。