イズミは1月9日、大分県の地場スーパー、サンライフを100%子会社化すると発表した。同日の取締役会で決議した。株式譲渡日は未定。

 サンライフは大分市に3店、日出町に1店を構えており、2023年9月期の業績は売上高約58億円(前期比1.6%減)、営業利益6000万円(29.4%減)の減収減益だった。

 イズミは大分県内にゆめタウンを2店ゆめマートを1店構えているが、サンライフの出店エリアに店はなく、補完関係となる。また物流・販促などの効率化、地域内商品や情報の共有といったシナジー効果も狙っている。一方で、サンライフの事業運営については自主性を最大限に尊重し、サポートに徹していく方針だ

 サンライフはCGCの加盟企業でもある。食品スーパーの競争環境はCGC加盟の中小企業にとっても厳しいと言えそうだ。

(写真はサンライフのサイトトップページ)