かつてポルトガルの小さな植民地だったマカオは、1999年に中国に返還され、今では世界のギャンブルの中心地として知られている。中国で唯一カジノが合法とされているからだが、中国指導部は、マカオをショッピングとレジャーの一大拠点にする構想を描いている。

 マカオ返還から20年間、新型コロナのパンデミックで国境が封鎖された3年を除き、中国本土から毎日、数千人がマカオの特別行政区(SAR)を訪れ、カジノや豪華なホテルを楽しんだ。

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