今年の店舗閉鎖数は昨年の3倍、来年にはモールの3割が消滅か

 米国の景気動向を判断する全米経済研究所は6月8日、新型コロナウイルスのパンデミックの影響で景気が今年2月をピークにリセッション(景気後退)に突入したと発表。また同じ日、調査会社のコアサイト・リサーチが今年の店舗閉鎖が最大2万5000店に上ることを発表した。

 今年4月に最大1万5000店の閉鎖を予想していたコアサイト・リサーチは、パンデミック加速により1万店の大幅な上方修正をしたことになる。同社によると2017年に発表された閉鎖店舗数は8139店、18年は5864店で、昨年はこれまでの最多となる9300店だった。今年の店舗閉鎖が2万5000店となれば、昨年の記録から3倍近くに増えることになる。

この記事の購読は有料購読会員に限定されています。
まだ会員登録がお済みでない方はこちらから登録ください。
有料購読申込

すでに会員の方はこちらから