イオン北海道は10月25日、マックスバリュ山鼻店(札幌市中央区)をオープンする。

 出店先は札幌市の中心部からほど近い山鼻地区。市内の幹線道路の一つ「石山通」に面しており、400m南にはスーパーアークス山鼻店、700m圏には東にラルズマート中島公園店、東南に東光ストア行啓通店がそれぞれ立地している。

 売り場面積1740㎡の山鼻店では、惣菜、冷凍食品などの簡便・即食商品を充実させたほか、健康に配慮した商品や地場商品なども多数取り揃えた。

 注力した惣菜売り場では、町の洋食屋をイメージした「ふらいぱん亭」を導入。ハンバーグやチーズ焼など4種類を品揃えするほか、炭火の香りを加えたローストビーフを添えたサラダや生春巻き、握り寿司などをラインアップ。冷凍食品売り場は、定番の冷凍野菜やおつまみ・おかず向け商品に加え、簡単調理のスンドゥブやラーメン、冷凍パンなどを種類豊富に取り揃えた。健康配慮型の商品は、グロッサリー売り場で展開。オーガニック食品や特定保健用食品のほか、 糖質オフやアレルギーに対応した商品などを多数展開する。 

 地場商品は生鮮3品で強化。農産売り場では、産地直送の野菜・果物を常時品揃えし、旬の品を販売するほか、オーガニック野菜も取り揃えた。水産売り場では、小樽近郊産の魚介類を産地直送し、これらのネタを使用した「超まぐろ」や「極みサーモン」 などのお造りや握り寿司、丼ぶりを展開する。畜産売り場では、帯広牛「BLENDED BEEF」や純粋デュロック種の「道南レッドポーク」を並べ、北海道ならではのおいしさを提供する。 

 このほか、日配品売り場では、「おうちバル」をコンセプトにオシャレなおつまみを提案。「ゴトウくんせい」(剣淵町)のスモークドチキンやスモークドエッグ、 「南保留太郎商店」(余市町)のほっけ燻製や豆腐燻製などを販売するほか、チーズ売り場では、チーズの王様「ブリーチーズ」や 一口チーズを詰め込んだ「チーズコレクションアソート」などを家飲みメニューとして並べた。

 店内では、買い物の利便性向上を目的とし、デジタル設備を完備。セルフレジや電子棚札、デジタルサイネージを積極的に導入している。