「絶対に駄目だと反対したのに結果売れた。立場がなかった」。8月末に開催されたワークマンの秋冬新製品発表会。プレゼンテーションに登壇した土屋哲雄専務取締役(写真右)は、今年6月に社外取締役に就任したユーチューバーの濱屋理沙氏(写真左)を紹介し、苦笑まじりに当時のエピソードを披露した。

 濱屋氏は自身のYouTubeチャンネルでキャンプ情報を発信するインフルエンサーだ。2019年にワークマンのアンバサダーとなり、これまで32製品を開発、累積販売数は100万点を超える。アンバサダーとなったきっかけは、ワークマンの溶接工用の「綿かぶりヤッケ」を、火に強くバーベキュー向きだとブログで紹介したこと。通常、年間に3000個ほどしか売れない商品が店舗で即座に売り切れとなったという。

この記事の購読は有料購読会員に限定されています。
まだ会員登録がお済みでない方はこちらから登録ください。
有料購読申込

すでに会員の方はこちらから