ワンストップ機能を最優先に掲げた店作り

 昨年10月に改装オープンしたサンエーの旗艦SC「那覇メインプレイス」は、沖縄・那覇市の中でも一等地にある。何しろ半径1km圏内に那覇市の人口約32万人の約2割が住んでおり、足元商圏が非常に分厚い。それだけに周辺には自社競合となるサンエーのSMを始め、マックスバリュ、リウボウ、かねひで、コープおきなわ、ユニオン、地元の中小スーパーが勢揃い。それが「全部成立している」(広報)が、その中でも那覇メインプレイスは中核商業施設として圧倒的な集客力を誇っている。

 2002年開業の同SCは、サンエーのGMSを核に約120店の専門店とシネマで構成。その強みは2フロアで店舗面積3万7110㎡と「一回りしても疲れない規模」(吉田安之・総合店長兼衣料館店長)でありながら、多様なお客の幅広いニーズに対応していることだ。

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