イオンは5月2日、新型コロナウイルス防疫プロトコルを改定し、従業員のマスク着用を任意にすると発表した。
5月8日に新型コロナの感染症法上の位置づけが季節性インフルエンザと同じ「5類」に見直されることを受けて見直した。改定したプロトコルには、「従業員にはマスクの着用を求めない」旨を明記した。その上で、「着用を希望する従業員の意向は排除しない」としている。
今年3月の防疫プロトコルの改定で、個人の判断に委ねるとしたお客のマスク着用について、「感染拡大時や混雑する場所ではマスク着用を依頼する場合がある」という規定は変わらないほか、従業員の体調管理、店舗入口でお客を検温するための非接触体温計などの設置、店内の空気循環を促すためのサーキュレーターの設置などは継続する。
(冒頭写真:コロナ禍の2020年に策定された新型コロナ防疫プロトコルは徐々に緩和されつつある)