ドン・キホーテは4月14日、新業態「HAPPYドンキ」(ハッピードンキ)の1号店としてサニーサイドモール小倉店(福岡県北九州市)をオープンする。昨年5月にオープンした「キラキラドンキ ダイバーシティ東京 プラザ店」(東京都江東区)に続く、専門店型新業態6店舗目となる。

 ハッピードンキは、既存店の商品カテゴリー別の売り場ではなく、H(ヘルス)、A(アミューズメント)、P(プリティ)、P(ポジティブ)、Y(ヤミー、おいしい)の五つのテーマごとにゾーンを区切った売り場構成を採用。各ゾーンでは、テーマに合わせた複数のカテゴリーの商品をまとめて提案。お客が関連商品を見て回ることで、買い忘れ防止や利便性向上に加え「こんなの欲しかった!」という衝動買いも狙う。

 ヘルスではサプリメント、トレーニング器具、睡眠快適グッズなどの健康関連商品を販売。アミューズメントではキャラクターグッズ、映え菓子・駄菓子、スマホパーツなど娯楽性の高い商品を取り扱う。プリティでは美容家電、化粧品、サロン専売品、スマートウォッチグッズなどの美容関連商品を陳列し、ポジティブでは日用消耗品、生活家電、カー用品などの前向きな生活をサポートする商品、ヤミーでは菓子、加工食品、調味料、調理家電などの食に関する商品を品揃えする。

 商品展開については、例えば靴下の場合、アミューズメントではキャラクター靴下を扱うが、ポジティブでは冷え取りの機能性靴下を販売するなど商品特徴に合わせて異なるゾーンで展開する。既存店で人気の高い菓子にも注力しており、アミューズメントでグミや駄菓子などを販売。ヤミーではスナック菓子や米菓、チョコレートを取り扱う。

 また各ゾーンごとに「ニコニコ企画」と銘打ったよりどりセールを実施する計画。プリティでは、脱毛グッズ、アイメイク用品、ネイル用品などを対象に美をテーマにしたよりどりセールを企画するほか、アミューズメントではカラフルなグミやキャンディなどを対象に、大人も楽しめるよりどりセール、ポジティブではホットアイマスク、入浴剤、1回分のシャンプーやトリートメントなどを対象に、「お試しリラックス」をテーマにしたよりどりセールを行う予定だ。