ドン・キホーテは8月24日、大型複合施設「道玄坂通 dogenzaka-dori」(東京都渋谷区)の1階に「ドミセ渋谷道玄坂通ドードー店」をオープンする。

「ドミセ」はドを超えた驚きが集まる「おドろき専門店」をコンセプトにした新業態。671㎡(203坪)の売り場に、ドンキのPB「情熱価格」の中でも選りすぐりの商品を取り揃えるほか、ドンキのオリジナルブランドなど約3200点を展開する。9月には大阪府八尾市の「アリオ八尾」に2号店をオープン予定だ。

「ドミセ」店内イメージ図

 店舗には、開発の裏話やスタッフの本音などを織り交ぜながら商品を紹介する売り場を設ける。「ドすべり」と銘打つコーナーでは、商品担当者が「売れる」と思って開発したものの、長所をうまく伝えきれなかった結果“ドすべり”してしまった商品を値下げして陳列。担当者の懺悔や言い訳などを紹介しながら面白おかしく売り込む。

「ドすべり」コーナーは担当者の裏話や本音とともに展開

 また「ドップ10」のコーナーでは、月替わりでランキング企画を行いながら商品を紹介する。「売れすぎ商品ドップ10」や「一息で読み上げられないドップ10」など、様々な切り口で企画する。

ランキング形式で商品を紹介する「ドップ10」

 そのほか、特設サイト「ダメ出しの殿堂」に寄せられたPBへのダメ出しを取り入れ、改善した商品を紹介するコーナー「ドこたえ」や、ドンキ初となるナッツやドライフルーツ、コーヒーなどの量り売りコーナー「ド試し」も設ける。ドミセではドンキの看板商品である焼き芋にも力を入れ、同店でしか買えない限定焼き芋菓子や、定番と月替わりで複数種類のサツマイモを取り揃える焼き芋コーナーも展開する。

お客のダメ出しを受けて改善したPBを陳列する「ドこたえ」