三菱食品は1月27日、4月1日付の役員人事と組織改編を発表した。

 役員人事では加藤亘・非常勤取締役が取締役常務執行役員次世代事業統括に就くほか、小山裕士マーケティング開発本部長、伊藤貴史営業企画本部カスタマー戦略オフィス室長、小谷光司SCM統括・統括オフィス室長も執行役員に就任する。あわせて伊藤氏は営業企画本部長となる。

 また、竹島健二郎・執行役員NC本部長は常務執行役員広域第二営業統括、山根隆幸・執行役員営業企画本部長(兼)低温管掌は常務執行役員広域第一営業統括にそれぞれ昇役。一方、3月31日付で片岡博彰・常務執行役員広域営業統括(兼)菓子管掌と田中正史・執行役員CIO(兼)情報システム本部長は退任する。

 組織改編では、需要創造DX・デジタルマーケティング事業(マーケティング開発本部)と、海外事業(トレーディング本部)を次世代事業統括傘下に集約。また「IT・デジタル統括」を新たに設置し、デジタル戦略本部と情報システム本部を管掌する。

 広域営業統括では、管掌分野を「広域第一営業統括」「広域第二営業統括」に2分割し、業態・業界の特性に応じた提供機能強化を図る。CVS、フードサービス、デリカの3本部を「広域第一営業統括」が、NC、ライフネット、広域流通の3本部を「広域第二営業統括」が管掌する。