アインホールディングス傘下の調剤薬局事業会社のアインファーマシーズは12月21日、アイン薬局酒田店(山形県酒田市)で電子処方箋の応需を開始したと発表した。

 2023年1月に予定されている電子処方箋管理サービスの運用開始に向け、厚生労働省は今年10月から運用プロセスなどの確立、先進的取り組みや優良事例の収集、ガイドライン策定を目的に「電子処方箋のモデル事業」を開始。同事業に実証薬局として参加した酒田店では、紙の処方箋のやり取りと並行して、電子処方箋管理サービスを通じたデータ送受信を確認してきた。

 同社は今後も引き続き酒田店での検証を重ね、処方箋のデジタル化に向けて取り組む方針だ。