ライフコーポレーションは12月7日、初芝店(大阪市堺区、写真)を建て替えオープンする。

 出店地は南海高野線初芝駅より北西に約100mに位置し、店舗周辺は戸建てを中心に住宅街が広がる。1次商圏の年齢別人口構成は大阪府平均と比較して60代以上が多く、2人世帯以上の構成比が高く、ファミリー層が多い地域だ。

 1973年に開店した同店を昨年1月に一時閉店し、建て替え工事を進めていた。新店舗では1フロアあたりの売り場面積を拡大。シニア世代が多い地域性に合わせて、品質・素材にこだわった生鮮食品を豊富に品揃えするという。

 一方で近隣に再開発が進むエリアもあることから、増加が見込まれるファミリー層への対応として時短・簡便商品や惣菜も充実。改装に合わせて、畜産売り場ではトレーのままレンジで温めるだけで本格的なスペアリブが完成する「レンジで本格調理!」シリーズを導入する。

 2階には、旧店舗で支持を得ていた日用品・衣料品売り場を配置するほか、ドラッグコーナーを新設し、ワンストップショッピングを打ち出す。

 改装前から利用が多かったシニア層に加えて、子育て世代にも客層を拡大し地域一番店を目指す。