イオン九州は9月16日、イオン福岡店(写真、福岡県粕屋町)をリニューアルオープンする。

 2004年6月にオープンした福岡店の改装コンセプトは「ときめくお買物のできる場所であり続けるために」。雑貨、スポーツ、キッズ関連、化粧品、冷凍食品売り場の刷新・拡大を図った。

 総売り場面積約1万7359㎡の店内には、イオン九州で初めて雑貨ショップ「スマイルフルデイズ」を導入。レディース衣料「セルフ+サービス」、スポーツ用品「スポージアム」も展開する。

 子ども用品の「キッズリパブリック」は売り場面積を拡大し、知育用玩具やトミカ・プラレール、レゴのタッチ&トライスペースを備えた。キャラクターグッズを集めたファンシー売り場も新設するほか、こだわりのベビーフードを加えたベビー用品コーナーも充実させた。

 HBCでは、ライフスタイルに合わせてコスメ選びを楽しめる売り場に刷新。ナチュラル・オーガニックコスメや、アジアンコスメの品揃えを充実させたほか、「NOV」「chant a charm」「オルビス」「ONLY MINERALS」「naturaglacé」など新規ブランドも導入する。

 食品では、冷凍食品売り場をリニューアル。カット野菜・フルーツをはじめ、大容量商品、冷凍スイーツなど幅広く販売する。青果は国産野菜を使用した商品や手軽に使える薬味、野菜ミックスやキノコ、少量の果実デザートなど豊富に品揃え。いなり寿司やおにぎりなど冷凍米飯なども多く揃えた。

 惣菜専門店として、「野菜とお肉で健康に」をテーマにした「キッチンシェフプラスベジ」が九州初出店。「パワーサラダ」や「お肉deサラダ」などを提供する。直営の惣菜コ-ナ-では、旬野菜や地場の野菜を店内で丁寧に調理した天ぷら、旬の鮮魚を店内でパン粉付けから調理した「お魚フライ」、福岡の味・季節の魚を使用した弁当を取り扱う。

 地域産品の取り扱いでは、福岡県内産地場野菜を「福岡育ち」として売り場を拡大し、手作りサラダ、カットフルーツを豊富に品揃え。鮮魚では地魚を活用した造り・寿司、福岡名産品の辛子明太子や地場のみりん物、開き物の品揃えを拡大し、ニーズに応える。