ベイシアは相木孝仁取締役副社長(50歳、冒頭写真)が7月4日付で代表取締役社長に昇格する人事を発表した。生え抜き以外の社長就任は設立以来初となる。今年4月に代表取締役会長に就任した創業家2代目の土屋裕雅氏(カインズ代表取締役会長兼任)は全体を統括、相木新社長は営業全般を担当し、橋本浩英新副会長(前社長)は組織開発、人材育成、企業統治などで補佐する新体制が整った。

  ベイシアグループは外部人材の登用に積極的な土屋裕雅色が一段と鮮明になった。橋本前社長は就任以来6年が経過し、これからの成長戦略を描く時にスピード感を持った対応が求められていた。生え抜きだけではなく、さまざまな知見を持つ外部の人材を積極的に登用することでDX化を図り、改革のスピードを上げていくところに社長交代の狙いがある。

この記事の購読は有料購読会員に限定されています。
まだ会員登録がお済みでない方はこちらから登録ください。
有料購読申込

すでに会員の方はこちらから