ファミリーマートの前社長で今年3月に顧問に就任した澤田貴司氏が、ロッテグループ子会社の代表取締役に就任したことがわかった。
今年3月1日付で設立されたロッテホールディングスの100%子会社、ロッテベンチャーズ・ジャパンの代表取締役に着任した。同社はコーポレートベンチャーキャピタルとして、ライフサイエンス、バイオテクノロジー、フードテックなどのウェルビーイング分野を中心とした成長領域を対象に、国内外のシードからミドルステージのベンチャー企業に幅広く投資活動を行う方針。
澤田氏は2021年3月にファミリーマートの代表取締役副会長に就任し、今年3月から顧問となっていた。ロッテホールディングスの社長には昨年6月、元ローソン社長の玉塚元一氏が着任している。両氏はかつて企業経営支援会社のリヴァンプを共同で設立するなど、盟友として知られている。