三越伊勢丹ホールディングス(HD)は4月26日、クイーンズ伊勢丹を運営するエムアイフードスタイル(IMFS)株式を再取得し、子会社化すると発表した。
IMFSは、首都圏で高質食品スーパーのクイーンズ伊勢丹を18店舗展開するほか、都内の三越や伊勢丹、伊勢丹浦和店の食品売り場を運営している。同社はもともと三越伊勢丹HDの子会社だったが、三越伊勢丹HDが百貨店事業に注力するため、2018年4月、丸の内キャピタルが管理・運営するファンドに一部株式が売却された。
三越伊勢丹HDによれば、IMFSの事業再生計画に一定の目途が立ったことから、株式を再び取得することを決めたという。なお、これに伴い発生する特別利益約39億円を今年度第1四半期に計上する。