ファミリーマートとLuupは4月22日、資本業務提携契約を締結したと発表した。Luupは電動キックボードシェアリングサービス「LUUP」を手がけ、国内で9割を占めている。
両社は2020年10月より連携を開始し、都内のファミマ数店舗ではLUUPのポートを設置。今後、ポート設置店舗を拡大することで、店舗利用者の利便性向上を図るとともに、ポート網の拡大を通じてLUUPのサービス普及を図る。
現在のLUUP展開エリアである東京、横浜、京都、大阪のほか、地方都市の店舗への設置も進める。LUUPのサービスの安全性向上についても店頭での啓蒙活動や告知を通して両社で取り組みを進める方針だ。
また、ファミマ店舗利用者のLUUP利用やLUUPユーザーのファミマ店舗利用の促進を目的に、共同でのマーケティング施策を検討・実行する。具体的には、デジタルサイネージの活用を含むファミマ店内でのLUUPの広告展開をはじめ、LUUPユーザーへのファミマ商品のプロモーション施策実施なども検討するという。さらに両社が所有する顧客データ・移動データ、店舗網・ポート網を活用し、新サービスの展開も目指す考えだ。