日本マクドナルドは3月4日、13品目を14日より10~20円値上げすると発表した。小麦や牛肉をはじめとする原材料価格の高騰や人件費、物流費の上昇などを受けたもので、「ハンバーガー」が110円から130円、「チーズバーガー」が140円から160円、「ダブルチーズバーガー」と「てりやきマックバーガー」が340円から350円となる。

 なお、「ビッグマック」や「マックフライポテト」、「ハッピーセット」、平日昼のセット「バリューランチ」を含む全体の約8割の品目の価格は据え置いた。

 また、宅配サービス「マックデリバリー」と本格カフェコーヒーやスイーツを提供する「McCafé by Barista」も値上げすると発表。「マックデリバリー」では、「ハンバーガー」が130円から150円、「ダブルチーズバーガー」は単品が380円から390円、セットが710円から740円など10〜30円の値上げを実施。「McCafé by Barista」では「エスプレッソフラッペ」(Mサイズ)が390円から400円、「マカロン6個ボックスセット」が800円から900円、「紅茶のシフォンケーキ」が340円から390円など10〜100円値上げする。

 同社では引き続き、品質や利便性などのサービス向上と、グローバル規模の原材料調達や、より効率的な物流網の構築といったコスト管理に取り組むとしている。