ファミリーマートは3月1日から「ファミマ春のおむすび祭り」を開催する。昨年から取り組む定番品強化の流れを汲み、コンビニのコアアイテムである「おむすび」で新商品を投入、特に売れ行き好調な高価格帯おむすびを強化する。

 3月1日に「SPAMむすび てりやきたまご」(税抜230円)、「ごちむすび イベリコ豚」(184円)、3月8日に「ごちむすび 炙りたらこ」(184円)を順次発売する。

「SPAMむすび てりやきたまご」は、2021年8月に発売して以降好評という「SPAMむすび」の新作。スパムと相性抜群の甘辛いてりやきソースで味付けし、ゆで卵を具材にしてボリューミーなおむすびに仕上げた。

SPAMむすび てりやきたまご

 20年の発売以降、累計1億6000万食を売り上げている「ごちむすび」シリーズからは「イベリコ豚」「炙りたらこ」の2品を発売。「イベリコ豚」は、イベリコ豚の最高ランク「ベジョータ」を使用。「炙りたらこ」は皮目の表面を香ばしく炙り、半生仕立てのたらこを使用した。

ごちむすび イベリコ豚
ごちむすび 炙りたらこ

 3月1日からは生田斗真、吉田鋼太郎、八木莉可子を起用した新テレビCMを放映するほか、「SPAMむすび」が100万人に当たるキャンペーンも開催。「おむすび祭り」を幅広い層に訴求することで、同キャンペーンでおむすびカテゴリー売り上げ前年比120%の達成を目指す。

 足立光エグゼクティブ・ディレクターCMOは、「日本のお米の消費量は年々下落しており、コロナによる外食需要減でさらに消費量が減ると考えられる。『おむすび祭り』を通じて、こうした課題を解決し、人々の心をむすび、日本を元気にしたい」と語った。