オーケーは11月9日、関西スーパーマーケットとエイチ・ツー・オーリテイリング(H2O)との経営統合をめぐり開催した臨時株主総会での議決における集計結果に疑義が生じたことを受け、神戸地裁に対し、関西スーパーとH2O傘下のイズミヤ及び阪急オアシスの株式交換を差し止める仮処分を申し立てたと発表した。

 オーケーは、疑義について是正するための行動をとらないことは「多くの株主の意思や期待に対し不誠実」として、司法の判断を仰ぐべきという判断に至ったという。3社の株式交換は12月1日に効力が発生する予定であることから、神戸地裁の判断は11月中に示される見通しだ。