コンシューマーレポート誌の最新号(11月号)では、ダラーゼネラルやダラーツリーなどいわゆるダラーストア(米国版100円均一ショップ)が引き起こす社会問題についての特集記事を組んでいる。米国の消費者に最も影響力のあるメディアが、飽和しつつあるダラーストアに対して7ページにわたり警鐘を鳴らしたのだ。

 ダラーチェーン最大手のダラーゼネラルの総店舗数は1万7683店舗、ダラーツリーとファミリーダラーの合計店舗数も1万5000店以上に及ぶ。2010年に2万258店舗だった3社の総店舗数は、この10年間で62%も増加、スターバックスやマクドナルドを凌ぐまでになった。しかも、ダラーツリーとファミリーダラーは、22年初めまでに600店舗を出店する計画だ。

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