ファンケルは基幹商品「マイルドクレンジングオイル」(120ml、1870円)(つめかえ用115ml、1760円)のリニューアルを実施。11月18日から通信販売、直営店舗、コンビニ、ドラッグストアなどで発売する。これに先立ち、8月25日、オンライン発表会を開催。商品概要を説明した。 

 リニューアル品は従来品の肌へのやさしさとメイク汚れをしっかり落とす高いクレンジング力をさらに追求。独自の洗浄成分のバリア機能でうるおいを守りながら美しい肌に導く無添加スキンケアクレンジングとして生まれ変わる。肌荒れ経験者は8割以上に上り、特に「毛穴」「乾燥」の悩みが多い。そこで資本業務提携を結ぶキリンホールディングスの「熟成ホップエキス」を化粧品原料化して配合するという新たなアプローチで、毛穴の角栓除去や使用実感を高めて進化させた。

 また環境に配慮した取り組みも強化している。ボトル素材は100%再生由来のPETに切り替え、従来品のボトル素材に比べ、CO2の排出量を約47%削減。原料は「2023年度までに認証パーム油を100%採用」という環境目標を掲げ、認証パーム油に切り替えた。

「マイルドクレンジングオイル」は、1997年に発売して今年で24年目を迎えた。累計販売本数1億本を超え、4秒に1本売れている同社を代表するロングセラー商品である。コロナ禍でマスク生活での毛穴、乾燥の肌悩みを抱えている人が増えていることから、メイクだけでなく、皮脂や毛穴の汚れもしっかり落とすことを強く訴求していく構えだ。