百貨店、SCで集団感染が発生

「過去最多」が全国で相次いでいる。8月20日、国内の新型コロナウイルスの新規感染者数は初めて2万5500人を突破。厚生労働省によると、重症者数も前日から51人増の1816人となり、8日連続で最多を更新した。感染力の強いインド型の拡大と医療逼迫のダブルパンチで、コロナ拡大以降、最も厳しい局面が続いている。

 政府は同日、緊急事態宣言の対象地域に兵庫、福岡など7府県を追加した。期間は9月12日までで、8月31日が期限だった東京、大阪など6都府県の宣言も延長となった。また宣言に準じる「まん延防止等重点措置」の範囲も拡大。宮城、広島など10県が加わり、対象地域は16道県に広がった。菅義偉首相は、「医療体制の構築、感染防止の徹底、ワクチン接種を3本柱に取り組む」と対策の方針を説明するが、既にコントロール不能の災害へと広がりを見せている。

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