3月に続き4月も健全な成長を維持
米国商務省の発表によると、2021年4月の小売売上総額は6199億ドル(約63兆円)となり、3月の6197億ドルをわずかに上回った。
小売業の前月比売上高成長率の状況は図1の通りに変化している。
売り上げが増えた業種は、伸び幅が大きい順に、自動車3.1%増の1299億ドル(14兆1200億円)、レストラン3.0%増の629億ドル(6兆8300億円)、家電エレクトロニクス1.2%増の84億ドル(9130億円)、薬局1.0%増の324億ドル(3兆5200億円)、食料品0.4%増の731億ドル(7兆9400億円)となっている。一方、減少した業種は、建材園芸0.4%減の432億ドル(4兆6900億円)、ネット通販0.6%減の877億ドル(9兆5300億円)、家具0.7%減の123億ドル(1兆3300億円)、百貨店1.9%減の109億ドル(1兆1800億円)、スポーツ用品3.6%減の96億ドル(1兆400億円)、衣料品5.1%減の235億ドル(2兆5500億円)の結果となった。