変異株が猛威を振るう

 コロナ第4波の勢いが止まらない。政府は4月25日、ゴールデンウィーク(GW)直前の急激な感染者増に対し、3度目となる緊急事態宣言を東京都、大阪府、京都府、兵庫県に発出した。しかし連休中も大阪を始め、各地で1日当たりの新規感染者数の最多更新が続出。5月8日には全国の新規感染者数も7000人を超え、1月16日ぶりの大台突破となった。

 これを受け、政府は当初5月11日までとしていた宣言の期間を31日まで延長した。また対象地域も順次拡大。12日からは愛知県、福岡県、16日からは北海道、岡山県、広島県、23日には沖縄県を加え、対象地域は全部で10都道府県となった(沖縄の期間は6月20日まで)。宣言に準じる「まん延防止等重点措置」(まん防)の適用地域も、新たに群馬県、石川県、熊本県などが加わり、計8県にまで広がっている。

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