大学のキャンパス内を走る出前ロボット

 新型コロナウイルス感染拡大により多くの小売りチェーンが低迷を余儀なくされている。一方で悪いことだけではなく良いことも起きている。人との接触を避けるためのイノベーションがどんどん促進されているのだ。これまでテスト出来なかったこともパンデミックの影響で実証実験が比較的可能となり、イノベーションが身近なものになっている。

 その一つが出前ロボットだ。食品などを届けている無人配送ロボットが「普通のサービス」として認識され始めている。宅配ロボットを開発するスタートアップのスターシップ・テクノロジーズは1月27日、自動走行ロボットを使ってピザやコーヒーを届ける注文件数が累計で100万回を突破したと発表した。

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