全店で最も変則的な形をした店

 これまでの小型店で培ったノウハウを生かし、制約の多い物件を成功事例に育て上げる。服部哲也社長がそう期待を込めるのが、3月3日にオープンしたサミットストア西荻窪駅南店(東京都杉並区)だ。

 立地はJR西荻窪駅南口から徒歩2分、大型マンション、アパート、戸建てが混在する住宅街に位置し、店舗自体も新築マンションの1、2階部分への出店となる。同店の売り場面積は238坪。近年サミットが積極的に出店している都市型小型店に位置づけられるが、約240坪と300坪にすら満たない狭さに加え、建物構造は2層、さらにはフロアの形も引っ込みや出っ張りが目立ち、服部社長曰く「当社で最も変則的な形をした店」だという。同店はこうした難しい物件状況の中、これまでの小型店開発で得た知見をつぎ込むことで、年商19億円を稼ぐ店づくりにチャレンジしている。

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