惣菜の作業場をあえて見せた

 サミットが東京都心で100坪の小型店に挑む。7月10日にオープンしたサミットストア神田スクエア店は、これまで出店してきた300坪タイプの小型店をさらにダウンサイジングした実験店だ。

 立地は千代田区神田の中心地。高層オフィスビルやマンション開発が進み、今後も人口や就業者の増加が期待できるエリアだ。そこにサミットの親会社である住友商事が、神田警察署と東京電機大学キャンパスの跡地に複合オフィスビル「神田スクエア」を開業。その1階商業施設部分のメインテナントが同店となる。

 商圏人口は500m圏内に約3000世帯5000人弱とサミットの店舗平均からすると少ないものの、近隣のオフィス社員や学校生徒などを合わせると平均の5~10倍の昼間人口であることから、出店を決断した。

この記事の購読は有料購読会員に限定されています。
まだ会員登録がお済みでない方はこちらから登録ください。
有料購読申込

すでに会員の方はこちらから