家電量販店のフライズ・エレクトロニクスが2月24日、恒久的に事業を停止すると、ホームページで発表した。今年で創業36年となる同社は、9つの州に31店舗を展開しているが、この発表により全店舗が閉店することになる。フライズでは一昨年末から店舗閉鎖が続いており、倒産を危惧する声が聞かれていたが、現実のものとなった。
フライズ・エレクトロニクスはジョン、ランディ、デビットのフライ3兄弟が1985年、当時パソコンの営業をしていたキャサリン・コルダー氏とともに北カリフォルニアのサニーベール地区に1号店を出店したのが始まりだ。