食品のない都市型小型店、インバウンド需要にも対応

 九州から北上を続けるコスモス薬品。これまで展開エリアの北限は、愛知、岐阜など中部地方だったが、今年4月、東海地方を飛び越し、東京に初出店。すでに都内で3店舗を展開している。

 同社はもともと取扱商品の半分以上を食品が占める600坪ほどの郊外型ディスカウントドラッグストア。ワンストップショッピングの利便性と低価格で消費者の支持を集め、急成長してきた。しかし、昨年5月の福岡・天神への出店を皮切りに大阪や広島の市街地へも進出、今年4月には東京・渋谷区に都内1号店を出店し、さらに翌5月には中野区、江戸川区に相次いで出店した。

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