米小売り大手ウォルマートは6月9日、年次の大型セールイベント「ウォルマート・ディールズ」を6月22日から28日まで開催すると発表した。昨年は7月8~13日に実施したが、アマゾンが今年プライムデーセールを6月23~26日に開催することから、これに対抗して前倒ししたと見られる。同じく小売り大手のターゲットも会員向けセールを6月23~26日に実施するとしており、お客の奪い合いが激化することは必至だ。
ウォルマートは、家電、ファッション、玩具、収集品、家具、スキンケア用品など幅広い品目を対象に、数千点の特価品を用意する。夏の定番商品に加え、新学期向けの用品も早期から取り揃える方針だ。
今年の新たな試みとして、有料会員制度「ウォルマート+(プラス)」の対象会員向けに、イベント初日の24時間限定で人気商品の先行購入枠を設ける。先行購入の対象となるのはオンライン限定の厳選商品で、在庫がなくなり次第終了となる。一部の試用会員や学生・低所得者向けプランの無料試用会員は対象外となる。
オンラインでの販売は米東部時間6月22日午前0時1分に開始し、店舗での販売は現地時間午前6時から始まる。いずれも6月28日が最終日となる。配送面では、カーブサイドでの受け取り、30分以内のエクスプレス配送、2日間配送など複数の手段を用意するとしている。
架空のボーイズバンドによる販促キャンペーンも実施
ウォルマートはここ数週間で即時配送の拡充や店内飲食テナントとの配送連携など、消費者の利便性向上に向けた施策を相次いで発表しており、今回の大型セールもその流れに沿った動きとして位置づけられる。
今回、架空のボーイズバンド(写真)を起用した販促キャンペーン「キャッチン・フィールズ」も展開するとしており、セールの認知拡大にどの程度寄与するかも注目点の一つとなろう。














