薬王堂ホールディングス(HD)は今期、新商勢圏である関東エリアでさらなる勢力拡大を狙う。関東に初出店した前期は過去最多の54店舗を新規出店。そのうち地盤の東北は28店舗、関東は栃木県(19店舗)と茨城県(7店舗)で26店舗を数え、関東でも東北と同水準の出店を達成した。当初は出店70店舗を計画していたが、関東で自治体への申請期間が長く、16店舗は後ろ倒しとなる。

 今期も86店舗の大量出店を計画。すでに82店舗は契約済みで、残り4店舗は居抜き出店を検討。300~400坪のスーパーやホームセンターの跡地を中心に模索する方針だ。同社は2030年2月期を最終年度とする5カ年の中期経営計画で「超高速ドミナント出店戦略による面的拡大」を掲げており、前期に進出した栃木県黒磯地区ではドラッグストアとしてエリア最多の5店舗を構築している。4月13日の決算説明会で常務取締役の西郷孝一氏(冒頭写真)は「今後も進出した市町村では2、3年でエリア単独1位の店舗数まで増やしていく」と強調。栃木・茨城以外にも出店を計画するほか、関東の全店への精肉の導入も今期前半に完了する予定だ。また、惣菜は岩手県で実験的に導入を開始しており、成果を見極めながら徐々に拡大を狙う。

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