ハンバーガー最大手、日本マクドナルドホールディングス(HD・2025年12月期全店売上高8886億円、営業利益532億円、店舗数3025店)の動向をめぐって、見方が分かれている。3月の既存店は売上高こそ前年同月比2.4%増、客単価も3.3%増と15カ月連続で増加したものの、客数が24年12月以来のマイナスに転じたからだ。理由は明らかで、2月25日に約1年ぶりにメニュー価格を改定、約6割の商品の価格を10~50円値上げした直後に中東危機が重なり、消費者の節約志向と値上げのマイナス効果がダブルで直撃したからだ。ハンバーガー(税込190円)の価格は据え置いたが、ビッグマックは920円以上する米国とはなお開きがあるとはいえ、値上げでついに単品で500円に乗った。2年以上遅れたが、外食最大手のゼンショーHDに次ぎ、今年日本マクドナルドHDの時価総額もついに1兆円を突破しただけに、先行きが危ぶまれるところだ。

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