かねて噂になっていたトライアルホールディングス(HD)と、スギHDの提携が遂にその実態を見せた。資本業務提携も有り得るという見方もあったが、内容は包括的協業。トライアルが持つスーパーセンター店舗と、スギの調剤併設型ドラッグストアを掛け合わせ、新たな価値を創造していこうというもの。具体的には、スギからトライアルに、調剤薬局をテナントとしてトライアル店舗に展開。及びヘルス&ビューティ商品の供給や棚割り、売り場づくりのノウハウを提供。トライアルからは、同社強みの即食商品(惣菜・弁当)の供給だ。

 両社のノウハウを相互に活用するものは、まず「トライアルGO」店舗を中心とした「店舗運営プラットフォーム」システムのスギ薬局店舗への導入。同システムは物流・共同仕入れ・リテールテックの活用、顔認証決済やリモート年齢確認、棚モニタリングシステムによる遠隔店舗管理の仕組みを持ち、スギ薬局店舗のデジタル化推進による効率化が期待できる。一方、スギからは、スギ薬局アプリを通じたセグメント販促やプロモーションのノウハウをトライアルに提供。そして最後に挙げられているのが、両社のプライベートブランド(PB)を相互に取り扱うことによる商品ラインアップの強化だ。

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