アークスの2026年2月期上期決算は、売上高が中間期として過去最高となり、営業利益は2桁増で着地した。既存店の客数を増やしつつ、販管費をセーブしたことが寄与した。

 売上高は前年同期比3.6%増の3136億円だった。節約下の価格対応と商品力強化を政策の柱に置き、PBと位置付けるCGC商品を強化。特に市価の影響を受けにくく保存性の高い冷凍野菜や、手頃で簡便な即席スープなどの品揃えを拡充しお客の支持を得た。新日本スーパーマーケット同盟との協働では、共同仕入れに注力したほか、オリジナル商品のぽん酢やドレッシングの試食販売を強化し固定客化を図った。

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