楽天グループのネットスーパー事業が苦戦している。同社は10月3日、2025年12月期第3四半期に270億円もの減損損失を計上すると発表。理由は同事業の中核「楽天マート」で、関西の顧客獲得が伸び悩んだためだ。同地域でのサービス提供を12月に終了、大阪・茨木の物流施設の利用を停止することなどの損失を盛り込んだ。
そもそも同社は2018年に西友と共同で、「店舗出荷型」「センター出荷型」双方を兼ね備えた「楽天西友ネットスーパー」を立ち上げたが苦戦。23年には共同運営を解消、楽天は「センター出荷型」のみを引き取り、名前も「楽天マート」に衣替え、昨年9月、首都圏・関西圏を中心に再出発したはずだったが、結局、関西で支持を集めることはなかった。




 
			 
                       
                       
                       
                       
                       
                       
                       
                       
                      









