余暇を捉え直し、五つの専門店で売り場を構成
イオンリテールが衣食住の「住」の改革に挑んでいる。食品とH&BCは好調、衣料品はイオン船橋店(千葉県船橋市)のモデルが徐々に成果を上げつつある中で、試行錯誤が続いていたのが住居余暇だ。
そこにイオンが白羽の矢を立てたのが、ドン・キホーテ出身でユニーの改革も手掛けた服部将允・執行役員住居余暇本部長(冒頭写真)。昨年3月の入社時から「GMSの共通課題は上階に来るお客様がどんどん減っていること」と見て、「とにかく人を呼び込む」の1点で売り場の刷新に取り組んできた。