値上げ圧力が強まる中、ディスカウントストアの動向に注目が集まっています。

 ロピアは一時期の勢いが弱まり、オーケーは関西スーパーマーケットの取り込みに失敗と、共に失速気味ではありますが、それでも首都圏での存在感は圧倒的です。これに対抗するべく、ヤオコーやマミーマートはディスカウント業態の確立、多店舗展開へと突き進んでいます。このほかにも業務スーパーで独自の差別化商品を扱う神戸物産、生鮮改革で売り上げ、集客アップの手応えをつかんでいるトライアルカンパニーはともに好調。ドン・キホーテを要するPPIHもインバウンド消失から立ち直りを見せ始めました。イオングループ、北辰商事(ロヂャース)、ゲンキーなどは利益商材であるPB開発に積極的です。

 ディスカウントストアと言っても、コンセプトはそれぞれ異なります。各社の最新戦略と課題、さらに値上げ要請に対するスタンスにも触れています。2022年5月号「ディスカウントストア」特集、どうぞ御覧ください。

 2022年5月号の全記事一覧はこちらをご参照ください。

特集「DS チキンレースの勝者はどこ」① 限界突破の最安値競争を制する新たな条件/ジャーナリスト 石橋忠子

DS激戦区埼玉でも見せた地域一番価格の強さ  第2の「福岡」になるのか。そんな声が上がるほど、DS(ディスカウン[…]

特集「DS チキンレースの勝者はどこ」② ロピア/東名阪制覇も成長鈍化でささやかれる次の一手

関西で見せる新MDへの挑戦  ロピアの拡大志向が止まらない。2020年9月に進出した関西は、今年3月までですでに[…]

特集「DS チキンレースの勝者はどこ」③ オーケー/関西進出の機をうかがいMD強化と新事業育成を急ぐ

関西進出で20%成長を達成したロピアの皮肉  いささか不本意な数字ではなかったか。オーケーの2022年3月期(2[…]

特集「DS チキンレースの勝者はどこ」④ 神戸物産/「製販一体体制」強化で全ての「食」の魅力を高める

業務スーパーのPBがお客に浸透  フィリピン産バナナハート698円、「天然のスポーツドリンク!!」とPOPを付け[…]

特集「DS チキンレースの勝者はどこ」⑤ PPIH/コロナ禍をしのぎ攻めの体制が徐々に整う

ピュアドンキ6店を選出、フルリニューアルを実施  フィリピン産バナナハート698円、「天然のスポーツドリンク!![…]

特集「DS チキンレースの勝者はどこ」⑥ トライアルカンパニー/組織の一体化を図り生鮮強化のSM化が鮮明

生鮮でお客を呼び込み売り上げ好調の宇都宮店 「生鮮改革」。いまトライアルカンパニーが最も注力している営業施策だ[…]

特集「DS チキンレースの勝者はどこ」⑦ ザ・ビッグ/事業会社に横串を刺すカテゴリーブランドの導入が始まった

価格競争の切り札として全国に240店舗を展開  イオングループのDSの中で全国展開しているのがザ・ビッグ業態だ。[…]

特集「DS チキンレースの勝者はどこ」⑧ ビッグ・エー/快適とローコストが同居する次世代型店舗に挑む

働き手に優しい作業改善を進める  店内に一歩足を踏み入れて目につくのは、広々とした通路。左手側面は棚3段に分かれ[…]

特集「DS チキンレースの勝者はどこ」⑨ パレッテ/多店舗化が浮き彫りにする独自性喪失の試行錯誤

オリジンの弁当や医薬品を導入する店舗が登場  パレッテがラインロビングを模索している。昨年末から今年初めにかけて[…]

特集「DS チキンレースの勝者はどこ」⑩ フーコット/2号店で見せるエイヴイ×ヤオコーの進化形

エイヴイスタイルを青果売り場に導入  300台以上入る駐車場は、ほとんど満車状態。店内にはお客があふれ、6列設け[…]

特集「DS チキンレースの勝者はどこ」⑪ マミーマート(生鮮市場TOP)/生鮮と惣菜で独自色を打ち出すニューフォーマットを拡大

マミー業態からの転換を促進  マミーマートが「生鮮市場TOP」業態の出店に舵を切っている。今期(2022年9月期[…]

特集「DS チキンレースの勝者はどこ」⑫ 北辰商事(ロヂャース)/「PB」「PC」で利益を稼ぐ独自路線を邁進

新店はNBそっちのけ、独自商品に振り切った  PBの圧倒的な存在感。3月16日にオープンしたロヂャースマート入間[…]

特集「DS チキンレースの勝者はどこ」⑬ Genky DrugStores/低価格生活便利店全国展開に備え人材育成をより強化

17年から生鮮導入を開始、5年で2倍近い成長を実現  DS型ドラッグストアと言えば、コスモス薬品が知られるが、そ[…]