サンスターは11月8日の「いい歯の日」に向け、「G・U・M(ガム)」「Ora²(オーラツー)」の2大ブランドでオーラルケアの訴求を強める。今年相次いで投入しているプレミアム商品を軸に、テレビCMなどを通じたコミュニケーションを強化。高機能トータルケアの提案や、新たな使用価値を打ち出し、需要の取り込みを図る。
主力のガムブランドでは、高付加価値の「ガム・プレミアム」シリーズを拡充している。春には、重度の歯周病である歯周炎まで防ぐ「ガム・プレミアム デンタルペースト」を発売。口の悩みに合わせて選べる6種類をラインアップした。ハブラシでは、ネックがしなる独自形状によって力の入れすぎを自動補正する「ガム・プレミアム デンタルブラシ」を投入し、発売から約2週間で100万本を出荷した。

秋には「ガム・プレミアム デンタルペースト トータルケアEX」(クリーンミント・マイルドミント)を発売した。歯周病に加え、知覚過敏症状、美白、虫歯、口臭という「お口の5大悩み」を1本でケアする。また春発売のガム・プレミアム デンタルブラシに、より広い範囲を効率よく、ハグキにやさしく磨ける7列超幅広ヘッドを追加した。

商品投入と併せて、9月からは「トータルケアEX」を打ち出す新CMも投下している。CMは、知覚過敏に悩んでいる生活者のシーンから始まり、歯のキャラクターがそれぞれの悩みを語る構成を採用。さらに五つの悩みに対し、五角形のチャートで“オール5”の性能を可視化。「1本で複数悩みにしっかり効く」価値をわかりやすく伝えている。こうした施策もあり、ガムは26年1~8月のブランド全体の金額実績が前年比104%と伸長。中でもハミガキは112%、ハブラシは105%となり、プレミアムシリーズの新商品が売り上げを押し上げている。
一方、オーラツーではこの秋、美白ハミガキ売り上げNo.1の「オーラツー プレミアム」シリーズを改良・新発売した。「ステインクリア ペースト」に高濃度フッ素を新たに配合したほか、「クレンジングペースト」と「ハブラシ なめらかフィット」も「純美白」を訴えるパッケージに刷新した。

さらに、新シリーズ「オーラツー フィールズ」を8月にアマゾンやロフトなどで先行発売し、10月から全国のドラッグストア、スーパー、バラエティショップなどに販売を拡大した。感性科学に基づき、香り・デザインで気分を整えるハミガキ・おくちミストを開発。発売から2カ月で累計出荷本数は78万本を突破している。

オーラツーの26年1~8月のブランド全体の金額実績も前年比101%と伸長している。全国発売に踏み切ったオーラツー フィールズやプレミアム商品の拡充を追い風に、サンスターは「いい歯の日」に向けて両ブランドの訴求を強め、オーラルケア需要のさらなる喚起につなげる。


















