イオンがタイの食品スーパー事業から撤退した。これまで現地子会社のイオンタイランドがスーパーの「マックスバリュ」などを足元で30店舗展開していたが、9月にイオンタイランドの全株式をセントラル・グループ傘下のセントラル・フード・リテールに売却した。今後、店舗はセントラル系列の「トップス」などに転換される見込みだ。

 イオンは1984年にイオンタイランドの前身となるサイアム・ジャスコを設立してタイに進出。ピーク時の2016年頃には約80店舗を展開していたが、競合他社との差別化を打ち出せずに苦戦が続いていた。一方、ベトナム事業は好調で、アセアン向け投資の約6割を振り向け、30年度に300店舗体制に拡大する方針だ。

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