パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)は4月6日、Olympicグループの買収を正式に発表した。

 4月6日に両社間で株式交換契約を締結した。Olympicグループが5月28日に開催する株主総会の承認を経て、6月29日東証スタンダード市場において上場廃止、7月1日をもって完全子会社となる予定。PPIHは自己株式を充て、取得額は約250億円程度と見られる。Olympicグループの時価総額は144億円。

 Olympicグループは同日、前期(26年2月期)業績の下方修正を発表し、営業収益980億円、営業損失24億円と苦しい状況にある。経営環境が厳しく推移する中、今年1月にみずほ銀行を通じて入札を開始し、5社から意見表明書を受領。協議を重ね、PPIHの完全子会社となることを選択した。

 Olympicグループは中核事業会社のOlympicのほか、傘下に買収したあまいけや三浦屋などを抱える。店舗数は首都圏に約120店舗で、食品と非食品の両方を扱う。

 PPIHとのシナジーでは、店舗の3分の2が都内立地であることから、PPIHの店舗網拡大に寄与する。業態はドン・キホーテ、MEGAドン・キホーテなどへの転換を進めるほか、「新業態のロビン・フッドへの立ち上げや出店スピードの加速も見込まれる」としている。