ローソンは、2月24日、千葉県富津市に災害支援コンビニの1号店となる富津湊店をオープンした。
同店は、「平時はお買い物の拠点として利用していただき、災害時は地域の支援拠点となる店舗」(竹増貞信社長)の位置づけで、「災害情報の受発信」、「水・食料の供給」、「通信・電力の確保」の機能を備える。
店舗には太陽光発電と蓄電池を設置。停電時には社用車による給電も含め、店舗運営に必要な電力を確保し、店内サイネージや業務用タブレット端末を使って災害情報を発信するほか、バッテリーチャージャーも設置、被災者にスマホなどの充電サービスを提供する。


また、店内厨房を活用し、災害時専用のおにぎりを作って販売するほか、断水時もトイレが利用できるよう、凝固剤やビニール袋など、災害時用トイレ設置に必要な備品も蓄えている。さらに、店舗に併設された井戸には手動式のポンプを設置。停電時でも飲食以外の家庭用水として供給できるようにした。



このほか、親会社のKDDIと連携し、スターリンクや小型基地局(フェムトセル)を使い、au回線での音声・データ通信を可能にするほか、Wi-Fiを使い、au以外のキャリアユーザーもデータ通信ができる環境を整えた。
さらに、KDDIは同店の敷地を拠点に、自治体と連携し、ドローンによる地域住民への非難の呼びかけや被災状況の確認を行うことも計画している。

富津湊店を災害支援コンビニ1号店に選んだのは、富津市が南海トラフ地震防災対策推進地域に指定されていること、同店が津波の影響を受けにくい場所に立地していること、広大な駐車場を併設しており、車で非難する場合にも利用しやすいことなどを考慮したため。
ローソンでは、こうした災害支援コンビニを2030年までに全国で100店舗展開するとしており、平時だけでなく、非常時にも頼りになる存在を目指す構えだ。

















