イオンとクスリのアオキの関係が急速に悪化し、対立の構図となっている。事態が表面化したのは今年1月のことだ。9日、イオンがクスリのアオキHDとの資本業務提携を解約すると発表。イオンはクスリのアオキHDの株を10.2%持つ大株主だ。それがなぜ提携解約となったのか。

 関係者の話によると、もともと両社の間ではイオンがアオキ株を10%持つ取り決めとなっていたが、2024年にアオキが実施したストックオプションなどにより、保有比率が薄まったことからイオンが昨年11月までに買い増しを実施。イオンはアオキに対し、買い増し前に幾度も説明したとされるが、実施後にアオキが反発。アオキ株はイオン傘下となったツルハHDも約5%保有しており、合計するとイオンの保有率は持分法適用ラインの15%となる。これを嫌ったのか、アオキはイオンに対し保有率の引き下げを要求。さらに社外取締役に就いていたイオン岡田元也会長外しにも昨年から水面下で動いていたと見られ、こちらも1月に辞任を要求し、一気に関係が悪化した。

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