アクシアルリテイリングにとって今期はディスカウントストア(DS)とのガチンコ勝負の年だ。2025年4月から11月にかけて、北信越を地盤とする原信ナルスの周辺ではDS系を含む競合が居抜き出店も含め13店舗開業、7店舗が改装を実施。北関東のフレッセイは同じく競合が5店舗出店した。さらに今期はこの先も7~8店舗の開店が見込まれており、「今期はDSタイプの出店がかつて経験したことないほど活発化している」(アクシアルリテイリング原和彦社長<冒頭写真>)状況にある。
これに対しアクシアルも徹底抗戦の構え。全社的に強化しているのがEDLP戦略(アクシアルではESLP・エブリデーセイムロープライス)で、1カ月以上の期間限定「ロングランプライス」と基本無期限の「パワープライス」の2軸でそれぞれ対象品目数を拡大。前期(2024年度上期)の約1300品目から今上期は約2000品目まで増やした。




















