マミーマートホールディングス(HD)の2025年9月期決算は、営業収益1936億8900万円(前期比20.5%増)、営業利益67億4400万円(4.8%増)、経常利益71億9700万円(3.5%増)、純利益52億4600万円(10.8%増)の増収増益で着地した。
11月21日開催の決算説明会に登壇した岩崎裕文社長(冒頭写真)は、前期決算の特徴について「売り上げが昨対比120%と伸びている一方、売上総利益率が前期と比べると低下している」と説明。ただこれについては「予定通り」とコメント。主な要因は、DSフォーマット「生鮮市場TOP」を軸にした新規出店・業態転換を伴う出店関連費用や賃金改定などで販管費(15.7%増)拡大によるもの。「改装オープン後は一時的に利益は悪化するが、2年目以降で大幅に改善。店舗数が拡大し、新店・改装店の割合が少なくなってくると、全社的にも安定的な利益率が確保できる見込み」と語った。

















