関東で培ったMDをフル展開し初見客に訴求

「ターゲット層は絞っていない。とにかく幅広いお客様にご利用いただきたい」
「力を入れている商品は、全部」

 11月26日、オーケー高井田店のオープン会見に臨んだ二宮涼太郎社長の言葉は力強かった。同店に懸ける自信のほどが窺える。

 JR高井田中央駅・大阪メトロ高井田駅から徒歩4分、国道308号線近くの市営住宅跡地に建つ高井田店は地下1階・地上5階建て。オーケーは地下に売り場を展開し、1階にはテナントでダイソーが入居、2~4階が駐車場(192台)で、5階にはオーケーの関西事務所が入る。

 オーケー高井田店の売り場面積は同社の中でも大型の約750坪だ。レイアウトは、エスカレーターを降りたところからワンウェイコントロールで壁周りの主通路に誘導し、まずは長い直線で青果、水産をアピール。精肉がコーナーをまたいで続き、加工肉を経て、チルド麺や乳製品の売り場へ。第2コーナーを曲がると、壁際に牛乳やチルド飲料、反対側に和日配が並び、通路の中ほどからレジに向かっては惣菜ゾーンとなる。中通路では加工食品や冷凍食品、酒などを展開し、一部で雑貨やOTC医薬品も扱っている。

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