オーケーがネットスーパーのカバーエリアを拡大している。5月24日に千葉県で初となる新浦安店(浦安市)からの配送を始めた。対象エリアは浦安市全域と市川市の一部。

 オーケーは昨年10月20日に、本社のある横浜市のみなとみらい店と東京都大田区の仲池上店の2店舗からスタート。途中、みなとみらい店では想定以上の注文を受け、1カ月弱にわたり新規会員登録を停止するアクシデントにも見舞われたが、4月からは港北店(横浜市)でも配送をスタート。新浦安店で4店舗目となる。

 現在のカバーエリアは神奈川県横浜市西区全域、神奈川区・保土ヶ谷区・都筑区・緑区・青葉区の一部、東京都大田区・目黒区の一部、千葉県浦安市全域、市川市の一部で、1都2県への進出を果たした。

 オーケーのネットスーパーサービスはカード会員向けで、注文1回あたりの最低金額が1万円からと、他のネットスーパーと比べて利用時に高いハードルがあるのが特徴だ。立ち上げ当初は業界関係者から「この金額設定でうまくいくのか」と指摘する声もあったが、配送拠点を着実に増やしているところを見ると、手応えは感じているようだ。