SKU数は4割削減し、約8400に

 カスミが新たな低価格モデルの開発を進めている。2店舗でのテスト展開を経て10月24日、1号店が、茨城県守谷市にオープンした。2006年4月に開店し、19年間にわたり営業してきた「カスミ松ヶ丘店」を全面改装したものだ。

 新モデルの特徴は、生鮮と惣菜の充実、低価格の頻度品、それらを支えるローコスト化だ。売り場面積は約700坪と通常店舗より広めだが、SKU数は絞り込み、リニューアル前の約14000から約8400まで削減。商品の見直しも進め、新しいアイテムを4割導入した。とくに生鮮と惣菜の比重を高め、売上構成比に占める両部門の比率は5割を超える。

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