人が直接においをかぐ官能検査を自動化する「におい検査機」を7月1日より一般販売した。においセンサとAI学習機能により、あらゆるにおいを数値化・可視化する。検査機には6本のガラス瓶が装着でき、最大6サンプルの検査が可能。AI学習による大量データ分析も、付属ソフトで効率的に行える。測定結果は即座に解析アプリにアップロードされ、AI解析で分別や類似度を判定。飲料メーカーを中心に、コーヒーやお茶の研究開発、日本酒やワインの評価など幅広い活用が期待され、生産工程の検査員負担軽減や人手不足対策、品質安定にも貢献する。